タバコを吸っている人の口臭は、吸っていない人からしてみると、かなり強烈なにおいであるといえます。
しかし同じようにタバコを吸っていても口臭がほとんど気にならないという人もいます。
タバコを吸った後の口臭を消すためには、どのような方法をとればよいのでしょうか。
まず一つ目の方法としては、水分補給を行うということが挙げられます。
タバコを吸うとニコチンの血管収縮作用により唾液の分泌が減少します。
大気の分泌が減少することによって乾いていた口内を、水分補給をすることによってうるおすことができるのです。
これにより大気の分泌も促され口内の細菌の増殖を抑えることができるので、口臭を抑えることにつながります。水分補給行う際には糖分が含まれていない水やお茶にしましょう。
糖分が含まれているものを水分補給に利用すると、虫歯の原因になりさらに口臭を強めてしまう可能性があります。
特にコーヒーは、コーヒー自体が口臭の原因となるので、二つのにおいが混ざり合い強烈なものとなってしまいます。
次に口臭を消す方法として、深呼吸をすることが挙げられます。
タバコを吸った後も5分から10分ほどの間は肺の中に煙が残っています。
そのためそのあいだも少しずつ煙が漏れているということになります。
そこで喫煙後はしばらくのあいだ深呼吸をしましょう。
肺の中に残っている煙をなくすことで口臭を抑えることにつながります。
そして舌を磨くという方法もよい方法です。
タバコを吸うと舌の表面にはたくさんのタールが付着します。
そこで舌を磨くことでタールを取り除くことができ、口臭を抑えることができます。
舌を磨く場合には専用のクリーナーを使用すると良いでしょう。
ドラッグストアなどで購入することができ200円から300円ほどで購入することができます。
専用のクリーナーがない場合には、柔らかいガーゼなどの布を使用し、舌の表面をやさしくふき取ると良いでしょう。
歯ブラシを使って舌の表面をごしごしと磨いている人もいるかと思いますが、舌の表面には味を感じる器官がたくさん存在してしまいます。
歯ブラシで強くこすることで、この器官を傷つけてしまう可能性もあります。
味覚障害にもつながる可能性もあるので、ハブラシでこするのはやめた方がよいでしょう。
そして基本的な方法として歯磨きが挙げられます。
喫煙後に歯磨きをすることが最も効果的な口臭対策であるといえます。
歯磨きをすることで口内に付着したタールをしっかりと除去することができるので、タバコ特有の臭いをしっかりと取り除くことができるでしょう。